作家プロフィール

尾角典子 Noriko Okaku (日本・京都出身)

ロンドンと京都を拠点に活動。Chelsea College of Art and Designにてファインアートメディア学士、Royal College of Artにて、アニメーション修士を取得。アニメーションを基軸にパフォーマンス、インスタレーション、日用品、VRなど異なる媒体を制約なく使用し、コラージュの手法を通じて異なる要素を組み合わせることで新たな視点を生み出しシュルレアリスム、神話、オカルトの風景にアプローチします。主な展示歴に「VOCA展2019」(東京上野の森美術館)、 「The Interpreter」 (英国、2015) など。オーバーハウゼン、オタワアニメーションフェスティバルなど、国際的なフィルムフェスティバルでの受賞歴、上映歴多数。 www.norikookaku.com (Photo by Miki Takahira)

ヘレン・パパイオアノ Helen Papaioannou (イギリス・ヨークシャー出身)
作曲家・演奏家。ニューカッスル大学音楽作曲の博士号取得。作品は多岐にわたり、電子音楽とバリトンサックスを用いたソロプロジェクト[Kar Pouzi]から、アンサンブル作曲、映像音楽、そして様々な共演者との即興演奏など幅広いジャンルで活動。作品では、最小限の音色を用いながらも、持続的なグルーヴ、繰り返しの音響、テクスチャに焦点を当てて、最大限のエネルギーを引き出すことに重点を置いている。様々なアンサンブルのために作曲を手掛け、シェフィールドの多楽器デュオ「Garlic Hug」、「Beauty Pageant」や「HOKKETT」など他のバンドのメンバーとしても活動中。作曲の指導やワークショップも行っており、演奏中のゲームプレイやアンサンブルコミュニケーションに焦点を当てている。

www.helenpapaioannou.com

ゲストプロフィール

藤本ナオ子 naok fujimoto

東京都出身。《哲愕カフェ by NAoK》(※) 主宰。アーティスト、キュレーター、リサーチャー、算命学研究家。アート、科学、哲学、対話をキーワードに、現代アート作品の制作や社会実践を行う。Royal College of Art(MA /Fine Art)修了後、東京工業大学大学院にて最先端ロボットの研究開発に参加。その後、東京都教員、大阪大学・東京大学研究員を経て現在に至る。Geek Love Project|異形の愛製作委員会|代表、Small Talk Project(Curation Collective)|主宰メンバー
https://naokfujimoto.com

(※)《哲愕カフェ by NAoKとは? https://naokfujimoto.com/event-dialogue
”観る×聞く×話す”をモットーに、アートや科学コミュニケーション専門の対話のアクティビティー(哲学カフェ)を企画し開催している。


明貫紘子 Hiroko Myokan 
キュレーター/メディアアート研究者/映像ワークショップ合同会社代表
1976年石川県生まれ。キュレーター、メディアアートのためのアーカイブ研究。筑波大学芸術専門学群総合造形、岐阜県立情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。ドナウ大学大学院メディアアートヒストリー修了。NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]学芸員を経て、2013年から5年間inter media art institute Duesseldorf(imai、ドイツ)にて客員研究員。「メディアアートの記録と保存」に関する研究やプロジェクトに多数従事。2018年に木村悟之と「映像ワークショップ」を石川県加賀市で設立し、「眠っている文化・芸術資源を掘り起こし、次世代の創造性につなげる」ことをテーマに活動する。SIAF(札幌国際芸術祭)ラボ2022-2024キュラトリアル・リサーチャー。「岩井俊雄アーカイブ&リサーチ」メンバー。金沢美術工芸大学および京都精華大学非常勤講師。 www.eizo.ws


澤隆志 Takashi Sawa

1971年生まれ。2000年から2010年まで「イメージフォーラム・フェスティバル」にて映画祭ディレクターを務める。現在はフリーランスキュレーター。パリ日本文化会館、あいちトリエンナーレ2013、東京都庭園美術館、青森県立美術館、長野県立美術館、大阪中之島美術館などと協働キュレーション多数。「めぐりあいJAXA」(2017~)「都市防災ブートキャンプ」(2017,2018)「継ぎの時代」(2022~)「あしたに うまれた なつかし こうこく」(2022~)「地密」(2023)など企画、運営。